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神輿の特徴・由来

四季折々に繰り広げられる日本の祭。雅にそして勇壮に繰り出す“神輿や山車”には、太古から受け継いできた神への感謝の気持ちが込められています。

極上延屋根型 大人用

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現在に見られるような華麗で優雅な神輿ができたのは、今からおよそ450年前、京都の匠によって造られました。
始まりとなるともっと古く、天平時代、約1250年前だと言われています。
このように美しい自然と豊かな実りを与えてくれた神々に、古くから日本人は深く感謝し、慈しんできました。勇壮に繰り出す神輿には、古くから受け継いできた日本人の暖かい魂が息づいています。

“神輿や山車”造りは、木を選ぶことから始まります。
何百年もの樹齢を重ねた木を伐採し何年も寝かし、その中から選ばれた最良の木材だけを使い、職人たちの手で木は“神輿や山車”として生まれ変わります。
また、一人の職人だけでは“神輿や山車”は造れません。木地職人、塗り師、彫り師、飾り職人など様々な職人たちの分担作業によって造られます。一人でも手を抜けばせっかくの素材も生きてきません。
上州神輿の製品は手間と時間を惜しまない職人気質の中から生まれます。

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上州神輿の特徴

形は四角形・六角形・八角形などが有り、基本的な構造は、台・胴・屋根の三部分から成り立つ。屋根の中央には鳳凰(ほうおう)や葱花(そうか)をかざります。台には2本の棒をつらぬき、これを大勢でかつぎます。
六角・八角形の神輿は北陸加賀地方に多く、全国的には四角形が主流です。
四角形の神輿は方輿(ほうよ)と呼ばれ上から順に屋根部・身部・基台部に構成されます。屋根部の頂上には露盤があり、露盤上には鳳凰若しくは葱花をのせています。(ネギの花は長く散らないので吉祥飾りとして尊ばれている。)
神輿には関東型と関西型が有り、例えば鳳凰の尾羽などは関東型が上から下へ付けられているのに対し関西型は下から上に付けられています。
特に関東では神輿自体が神社で云う本殿に当たるものであり、神輿は小さな祠に納められ祭りの際に祠から出されて神輿渡御が執行されます。