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2016/06/16
獅子舞の獅子頭の補修対策、修理はお早めに

獅子舞で使われる獅子頭は、木を材料に手彫で彫刻したものに漆塗りで彩色を施して製作したものです。その頭部には、獅子のたてがみを模して動物の毛を植え込んだり鳥の羽根を植え込んだものもあります。その様式は地方によって特色があり、それぞれ伝統的な形式を伝えています。 獅子舞では躍動的に激しく舞いますので、硬い物に打ち付けたり地面に落下させたりして、獅子頭が破損することがよくあります。

獅子頭の羽根の修理前

木地にひび割れが生じたり、漆や金箔が剥げることがあり、さらには植え込んだ毛や羽根の欠落もあって、さまざまなトラブルが頻繁に起きるものです。傷んだ獅子頭はそのまま使い続けると、損傷部分の亀裂や剥がれ落ちが急速に進みますので、大きく損傷しない内に補修が必要になります。補修方法としてはひび割れを修理し、耳などに欠損があれば補填して漆の塗り直しや金箔の押し直しを行い、脱落した毛や羽根を植え直すなどを行います。もし仮に獅子舞で使われる獅子頭は、木を材料に手彫で彫刻したものに漆塗りで彩色を施して製作したものです。なお、補修に要する期間は軽度の損傷であれば1ヶ月以内、重度の損傷であれば1年程度となります。

獅子頭修理後

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